『魔法使いの錬金術レシピ』にも書いたのですが、まだ医学というものが存在していない時代。病気は悪魔や悪霊の仕業であり、病気を治すことは魔法でした。実際には、薬草を栽培して処方した魔女や、星の運行を読んで占星術でさまざまな予言をする占星術師や預言者。あるいは錬金術師も。今の医学につながっているのだと思っています。
緑の魔女というのはアリン・マーフィー=ヒスコック(Arin Murphy-Hiscock)という女性が書いた本に多く使われているタイトルです。『グリーン・ウィッチの庭』『グリーン・ウィッチのグリモア』『呪文クラフティング』『妊婦の女神』『ウィッカ』『グリーン・ウィッチ』『ヘッジ・ウィッチの道』『ハウス・ウィッチ』『セルフケアの魔女の書』『人生のためのソリタリー・ウィッカ』『鳥たちの隠された意味 ― スピリチュアル・フィールドガイド』など、多くの著作があります。
20年以上にわたってスピリチュアリティの分野で活動しており、カナダ・モントリオール在住です。
薬草・香草の栽培、それで作った薬酒やハーブティで体と心を整えることをいろいろやっています。呪文や儀式も本に登場しますが、それはそれで魔法っぽいことを楽しむにはちょうどいい感じです。
タロットカードのリーディングで、「The Green Witch’s Oracle Deck」を補助で使うことが多くありました。魔女パワーを貸して!というわけです。多くのカードに鉱物が描かれているのも気に入っている理由の一つです。
「The Green Witch’s Oracle Deck」も、長年使っていたオラクルカードへのリスペクトをこめ、この解説も一枚づつ、note.comにアップしていきます。ただし、著作権の問題もありそうなので著者の解説の翻訳の掲載はやめました。著者の意図からはずれないようにきらら舎的解釈を書いています。ただ、多分そのほうが、日本の生活に合わせているので、わかりやすいかとも思います。→ 『Green Witche’s OLACRE DECK』。
いつか、アリン・マーフィー=ヒスコックの本を抜粋翻訳して紹介したいなと思っているのですが、著作権もあるし・・・こっそり翻訳を進めておきます(笑)
少しだけこのオラクルデッキと同じタイトルの本について紹介しておきますね。
『The Green Witch(グリーン・ウィッチ)』は、非常に人気のあるスピリチュアル本ですが日本語訳はまだ出されていません。
英語タイトルは『The Green Witch: Your Complete Guide to the Natural Magic of Herbs, Flowers, Essential Oils, and More』
日本語にすると『グリーン・ウィッチ:ハーブ、花、精油などを使った自然魔法の完全ガイド』・・・・・好きそうでしょ(笑)
この本は、いわゆる「グリーン・ウィッチ(自然とつながる魔女)」の道を歩みたい人のためのガイドブックという位置づけです。
ところで、グリーン・ウィッチって何?ということで、その哲学と生き方を説明すると、
・ハーブや植物を使った自然魔法の実践方法
・月のサイクルや季節の儀式
・魔法の道具、祭壇の作り方
・精油やフラワーエッセンスの使い方
・魔法のレシピ(お茶、バスソルト、チャームなど)
とても穏やかでナチュラルなアプローチで、「魔女=怪しい存在」ではなく、「自然と調和して生きる人」というイメージが強い本です。
魔法の世界が初めての人にも読みやすく、ハーブや植物が好きな人には特におすすめです。

通常版

特別版