魔法使い的お香レシピ01

きらら舎ではお香の調合のワークショップをやっています。

キットには以下のものが入っています。

【キット(基本セット)】箱入り


・インド産 老山白檀(壜入り)
・安息香(壜入り)
・かっ香(壜入り)
・零陵香(壜入り)
・桂皮(壜入り)
・丁子(壜入り)
・龍涎香(ビニール袋入線香)

・香りのレシピ用紙
・乳鉢と乳棒
・混ぜる器
・実験用スプーン
・文香用の袋5枚
・綿
・紙(最後にまとめて袋に入れるためのモノ)

これを魔法使い風に英名にしてみると・・・・・


老山白檀(ろうざんびゃくだん)
 → サンダルウッド(Sandalwood)

安息香(あんそくこう)
 → ベンゾイン(Benzoin)

かっ香(かっこう)
 → パチョリ(Patchouli)

零陵香(れいりょうこう)
 → スパイクナード(Spikenard)

桂皮(けいひ)
 → シナモン(Cinnamon)

丁子(ちょうじ)
 → クローブ(Clove)

龍涎香(りゅうぜんこう)
 → アンバーグリス(Ambergris)

になります!魔法部では英名(カタカナ表記)で進めます。とりあえず雰囲気重視なので。

春の甘いレシピ

  • サンダルウッド 10
  • ベンゾイン 5
  • シナモン 少々※
  • バニラ 少々※

  • ガランガル(山奈)お好みで※

4月に通販でキットをご購入いただいた方にも、バニラとカランガルを少々おまけで入れています。魔法部での調合も基本的には同様です。

最初に香を聞いて、メモにどういう香なのかを自分なりにメモしておき、調合していきます。

今回、ベースはサンダルウッド。これにベインゾンを入れます。

サンダルウッドは香水のベースノートにも使われています。甘くてまろやか、ウッディで落ち着いた香りです。ベンゾインはバニラのような甘さと樹脂の深みがあり、これも香水のベースノートに使われます。和名の「安息」は「安心する」という意味のほか、実際に咳止めにも使われます。

シナモンとバニラ(粉末)を入れるとさらに甘くなることは想像できると思います。

シナモンは好き嫌いがあるかと思うので、調整してください。各自の好みで調整してねというのが※マークです。

バニラの粉末は、バニラエッセンスやバニラビーンズよりも若干チョコレートのような香りも混じっています。

ガランガルはショウガ科の植物で、スパイシーかつ清涼感のある香り。東南アジア料理では香辛料としても使われます。ほんの少し加えると、甘さの中に何か芯が通るようなイメージになります。今回のレシピでは基本は入れませんが、甘すぎる!という場合は入れてみてください。

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