きらら舎ではお香の調合のワークショップをやっています。
キットには以下のものが入っています。
【キット(基本セット)】箱入り
・インド産 老山白檀(壜入り)
・安息香(壜入り)
・かっ香(壜入り)
・零陵香(壜入り)
・桂皮(壜入り)
・丁子(壜入り)
・龍涎香(ビニール袋入線香)
・香りのレシピ用紙
・乳鉢と乳棒
・混ぜる器
・実験用スプーン
・文香用の袋5枚
・綿
・紙(最後にまとめて袋に入れるためのモノ)
これを魔法使い風に英名にしてみると・・・・・
老山白檀(ろうざんびゃくだん)
→ サンダルウッド(Sandalwood)
安息香(あんそくこう)
→ ベンゾイン(Benzoin)
かっ香(かっこう)
→ パチョリ(Patchouli)
零陵香(れいりょうこう)
→ スパイクナード(Spikenard)
桂皮(けいひ)
→ シナモン(Cinnamon)
丁子(ちょうじ)
→ クローブ(Clove)
龍涎香(りゅうぜんこう)
→ アンバーグリス(Ambergris)
になります!魔法部では英名(カタカナ表記)で進めます。とりあえず雰囲気重視なので。
春の甘いレシピ
- サンダルウッド 10
- ベンゾイン 5
- シナモン 少々※
- バニラ 少々※
- ガランガル(山奈)お好みで※
4月に通販でキットをご購入いただいた方にも、バニラとカランガルを少々おまけで入れています。魔法部での調合も基本的には同様です。
最初に香を聞いて、メモにどういう香なのかを自分なりにメモしておき、調合していきます。
今回、ベースはサンダルウッド。これにベインゾンを入れます。
サンダルウッドは香水のベースノートにも使われています。甘くてまろやか、ウッディで落ち着いた香りです。ベンゾインはバニラのような甘さと樹脂の深みがあり、これも香水のベースノートに使われます。和名の「安息」は「安心する」という意味のほか、実際に咳止めにも使われます。
シナモンとバニラ(粉末)を入れるとさらに甘くなることは想像できると思います。
シナモンは好き嫌いがあるかと思うので、調整してください。各自の好みで調整してねというのが※マークです。
バニラの粉末は、バニラエッセンスやバニラビーンズよりも若干チョコレートのような香りも混じっています。
ガランガルはショウガ科の植物で、スパイシーかつ清涼感のある香り。東南アジア料理では香辛料としても使われます。ほんの少し加えると、甘さの中に何か芯が通るようなイメージになります。今回のレシピでは基本は入れませんが、甘すぎる!という場合は入れてみてください。
