グランタブローレッスン03

今回は、実際にどう読んでいくのかという実践をやってみましょう。

  1. 左上から4枚読み(プロローグ)

    🔹十字架: 試練・重荷・宿命・使命・スピリチュアル・痛み
    🔹棺 :終わり・変化・再生・病・眠り
    🔹花束 :喜び・プレゼント・社交・癒し・感謝
    🔹犬 :友情・信頼・親しい人・忠誠・パートナー・助けてくれる存在

    「過去に抱えてきた深い苦しみや試練(十字架)
     → それは何かの“終焉”や変容(棺)をもたらし、
     → それによって人とのつながりの中に癒しや感謝の気持ち(花束)を見出し、
     → 現在は信頼できる誰かとの関係(犬)によって支えられている」


    別視点(心理・感情の流れとして)
    心の奥にある宿命的な痛み(十字架)
     → その一部は終わったが、まだ残滓が心に眠っている(棺)  
     → でもそれがあるからこそ、人の優しさに敏感になれた(花束)
     → 今の「味方」(犬)はその癒しのプロセスに不可欠な存在

    補足:この並びが意味する「テーマ」
    ・過去の痛みと再生
    ・感情の喪失からの回復
    ・誰か(犬)がその癒しをもたらしてくれている
    ・信頼と感謝が、現在の支え
  2. ピンカード読み
    左上 十字架 :試練・重荷・宿命・スピリチュアル
    右上 木 :成長・健康・時間の経過・深い繋がり
    左下 船 :旅・変化・移動・距離・新しい世界
    右下 :熊 力・影響力・保護・母性・金銭のコントロール・支配的存在

    今回はぐるっと4枚のコンビネーション読みします。物語的に読んでみますねw

    あなたの物語は、試練(十字架)という宿命的な重さから始まる。
    その苦しみは深い時間をかけて癒され(木)、
    あなたの中に変化を求める意志(船)を芽生えさせた。
    その旅の果てに待っているのは、力を持つ存在(熊)との対峙、または保護・安定。

    対角読みだと・・・・
    🔹 十字架(左上)+木(右上)
     → 痛みのテーマは「ゆっくりと癒される」。時間をかけた回復のプロセス。 
    🔹 船(左下)+熊(右下)
     → 旅や変化を通じて、最後には「力強さ」「守る力」へと到達する。
     → または「経済的自立」「影響力のある人物とのつながり」

    この中で、一番のキーカードが「熊」。最終結果もあり未来でもあるだけではなく、とても読み方が難しいカードの1枚なのです。

    相談者さんに、「この熊にどんなイメージを抱くか」を聞いて、次にいくつかの「熊」のカードの意味を伝えて、自分で「熊」が何を示しているのかを考えてもらうのもよいと思います。

    つまり、経済的に不安定な人であれば、経済的自立や支援者の出現などを意味しますが、すでに自立している人の場合は、何かを終えて(手放して)、変化することがあって、個人的に成長して地に根をはることができ、力を得るなどとも読めるわけです。熊を「ボス」と感じた時、それが自分なのか、他の誰かなのかを考えるとすっきりしてきます。
  3. 自分の周りを読む

    🔹ユリ :落ち着き・成熟・精神性・性・年上の人物
    🔹レディ :質問者本人
    🔹紳士 :相手・パートナー・大事な他者(恋愛に限らず)
    🔹指輪 :約束・契約・つながり・関係性・繰り返し・ループ
    🔹鍵: 気づき・チャンス・運命の扉・重要なもの・自らの選択・開かれる真実

    ◀ 左(ユリ)=過去・支え
     → 成熟した関係/穏やかな時間/年上の支えが背景にある
     → または性的な目覚めや深いつながりへの過去の影響も
    ▶ 右(紳士)=現在~未来
     → 目の前に「誰か」がいる・・・けどそっちを向いていない
     → この人はとても近く、意識の中心にある存在。恋愛や信頼関係の可能性大
    🔼 上(指輪)=意識/テーマ
     → 今一番考えてるのは、「つながり・約束・関係性」
     → これ、相手とどう向き合っていくかって問いかけにもなる
    🔽 下(鍵)=潜在意識/本音/未来への扉
     → 「この関係性には意味がある」って、心の奥でわかってる
     → もしくは「この人が運命の鍵かも?」って内心すでに気づいてる可能性も

    恋愛が生活の半分以上しめている場合
    あなたは今、誰かとの関係の真ん中にいる。その人はすぐ右にいて、強く意識されている。心では「このつながりは意味がある」と感じていて、過去には穏やかな成熟した関係が影響している。今、運命の鍵が静かにあなたの足元で開かれようとしてる

    メタ視点での解釈をすると、この配置は、関係性の核心に立つ女性がいて、指輪と鍵に挟まれている=運命の決定権を握っているのは、あなた自身となります。

    恋愛とは関係のないリーディングを希望された場合

    ◀ 左:ユリ(成熟・精神性・品位)
    → 相談者さんの過去や土台は、落ち着いた対応・長年の経験・深い精神性・良識ある関係性、または「年上の人物(恩師・上司・親など)」の影響
    ▶ 右:紳士(相手・登場人物)
    → これは恋愛でなくても、「重要な他者」と読む。たとえば、協力者・クライアント・上司・家族の誰か。とても近くて、これから自分と関わっていく中心人物。
    🔼 上:指輪(契約・つながり・約束)
    → これはもうテーマど真ん中!今の相談者さんは「何かとの契約」や「約束・責任」の中にいる
    仕事の契約? 誰かとの約束? プロジェクトの継続・つながり?
    → しかも、それが「切っても切れない関係」=繰り返し/ループの暗示もあります。🔽 下:鍵(真実・チャンス・本音)
    → 相談者さんが本当に求めているのは「突破口」や「新しい扉」。
    「このままじゃいけない」って気づきが、すでに起きてる。あるいは、「この人との関係に意味がある」という直感的な理解。

    恋愛以外バージョンでまとめると…
    あなたは今、ある大事な関係や契約・責任の中にいて、それが自分のこれからに大きく影響を与える状況にいる。その相手は、協力者かもしれないし、自分の人生を映す鏡かもしれない。過去の経験(ユリ)を土台にしながら、「この関係は何をもたらすのか?」という扉(鍵)を今まさに開こうとしている。

  4. 右下4枚リーディング(エピローグ)

    🔹 手紙: 通信・知らせ・連絡・メッセージ・ドキュメント・書類
    🔹 月: 評価・名誉・感性・気分・クリエイティビティ・承認
    🔹 塔: 組織・孤独・境界・公的機関・高い場所・自立・壁
    🔹 熊: 力・影響力・経済的な強さ・保護・支配・母性・管理

    最後に届いたのは、ある「知らせ」や「公式なメッセージ」(手紙)。それは、あなた自身の評価・感情・名誉(月)に触れ、公的な場所/孤独の場/高み(塔)で、何かが認識される。その結果、あなたは「力」や「守る力(熊)」と向き合うことになる。

    【仕事・社会性】のテーマなら
    手紙 → 書類や契約・連絡事項
    月 → 評価・成果・名声
    塔 → 組織・公的ステージ
    熊 → 責任あるポジション・リーダー・金銭管理者

    「認められて、公のステージで力を持つ立場に立つ」という展開!

    感情や人間関係】のテーマなら
    手紙 →誰かからの手紙・連絡によって、
    月 → 感情が動き(または癒され)、
    塔 → 独りになったり、距離を置いたりして、
    熊 → 結果として“自分の軸(熊)”を取り戻す
  5. 下の4枚
    🔹星: 希望・理想・ビジョン・目標・導き・スピリチュアルな指針
    🔹 :魚 お金・流動性・豊かさ・才能・商売・フリーランス的な働き方
    🔹雲: 混乱・不安・モヤ・不明瞭・揺れ・天気(気分)
    🔹庭: 公共・交流・社交・ネットワーク・人前・発信・コミュニティ・イベントなど

    今、あなたには希望(星)と豊かさ(魚)の種がある。それはまだ不安定(雲)で、はっきりとは見えないかもしれない。だけど、その理想は「人とつながる場所(庭)」に出ていくことで花開く。


    読みのポイント
    🔸星+魚
     → 理想と収入/夢とビジネスの組み合わせ。
     → 「やりたいことで稼ぐ」「直感的な成功」!
    🔸魚+雲
     → 「お金や方向性に不安」「収入の不安定さ」
     → または「才能が活かしきれてない、流れが見えない」
    🔸雲+庭
     → 「人との関係・発信・表現活動に対しての迷い」
     → 「何をどう出していくか、まだ霧の中」

    どうでしたか

    グランタブローは奥深いので、時間があるときにゆっくり向き合ってください。
    リーディングの練習は9枚カードが一番適していると思います。
    9枚リーディングは無料リーディングで読み方の練習を一緒にやっていますので、ご利用ください。


グランタブローレッスン02

前回グランタブローレッスン01は、すでにルノルマンカードでのリーディングをしている方向けに、いきなりハウス読みのものでしたが、今回は「はじめてのグランタブロー」として行います。


グランタブローの並べ方には2種類あります。

一段に9枚、四段並べるものと、一段に8枚づつ四段並べて、余った4枚を下に並べる方法。この方法を取っている占い師さんも多いのですが、面白いことに、この4枚の扱い方がかなり違っています。

①【未来の補助カード】
メインの4段(32枚)を本体とすると、この4枚は「その先に起きること」を指すとされる。とくに4段目の右側(未来の位置)からの続きとして読まれる。

使い方の例:
→ メインで読んだ未来に対し、「じゃあその結果どうなる?」を補足する。

②【隠された真実/アドバイス】
表に出ていない裏テーマ”や“潜在的な要素として読むこともある。

ちょっとオラクルっぽい感じで、
→「心の奥で気づいていないこと」
→「問題を解決するための視点」

③【テーマ別に1枚ずつ分ける】
たとえば・・・カード位置 役割例

左から1枚目 恋愛に対する補足
2枚目 仕事に関する補足
3枚目 家庭や人間関係
4枚目 全体を通したアドバイス

→ 自分でテーマを割り当てて使う読み方もアリ!

④【スプレッド外にする派もいる】
そもそも「8×4=32で読めばいい」という派もいて、

「残り4枚は別枠」として、無視または補助カードとしてしか使わない。

きらら舎の4枚活用法は・・・
まず32枚でグランタブローとして全体を読む。
4枚のうち1枚を「質問者自身の鍵」として読む。

4枚が質問者さんへのメッセージとし、カードの意味だけを言います。それがカードから自分へのメッセージ(アドバイス)だと捉えた時に何か感じるかを自分で考えてもらうのです。

その場合、1枚だけにピンとくる場合もあるし、4枚が最終的な時系列で相談内容にすっきり答えてくれる場合もあります。


では並べましょう!

自分が決めたシャッフルの方法、回数、質問の仕方で、デッキを2回ほどノックしてから始めましょう。

36枚を左上から並べていきます。

  1. プロローグを読む
    左上から3~4枚をプロローグとして読みます。一番上の段は「全体の状況・テーマ・外的な動き」なので、今回の質問の概要みたいなものです。時系列は左から右に時間が進みます。
  2. 四隅を読む
    グランタブローというのはフランス語で、Grand = 大きな、Tableau = 絵・絵画・全体図という意味です。つまり、その32枚が絵で四隅のカードはそれを留めているピンという意味で「ピンカード」なんて呼ばれることもあります。これをまず対角で読んで、最終的に4枚をコンビネーションリーディングします。

    左上=今回のテーマ/出発点
    右下=結果/集大成・出口
    右上=現在につながる過去/背景
    左下=未来/展開の方向性
  3. 自分を探す
    レディ(29番)またはジェントルマン(28番)を探します。
    上にあるカードは意識していること/期待や不安
    下にあるカードは潜在意識/本音/感情・家庭
    左にあるカードは過去/背景/影響している出来事
    右にあるカードはこれから起こること/展開

    本当は斜め上なども読めるのですが、これはまた今度。
  4. 自分がいるハウスはどこか?
    ハウス読みです。自分のカードがいるカードのハウスは何か?これは「グランタブロー・レッスン01」でシートをダウンロードできるので、ご活用ください。丈夫な印刷物として販売もしています。

    ハートのハウス → 恋愛がメインテーマ
    魚のハウス → お金を気にしている
    鎌のハウス → 変化や切断が近い

    ルノルマンリーディングレッスン01で、最初に自分のインスピレーションを記録するワークをやりましたが、わたしは鎌には「収穫」というイメージもあるんです。1年かけて育てたものを刈り取るわけですが、それは収穫でもある。そして、また新しい種を蒔くために必要でもある。収穫するために種を蒔くのだから、収穫は喜びであると捉えることもできます。コンビとなるカード次第ですが。

  5. 自分のカードが何段目にいるか
    下のほうの段にある場合、上にカードが重なっているということで、圧・重圧があると読んだりします。自分がいる列を現在とし、上に何のカードがあるか、それが重圧になっていることが多いです。
    他のカードの土台になってると考えると、何かを支えていることになります。でも苦しい可能性もありますね。
    自分のカードが下段にいても、周りに太陽・星・鍵・花束があれば「苦しい時期だけど、ちゃんと希望や支えもある。「再出発に向けて力を溜めている」なんて読めます。
    逆に、下にいるカードはあなたを支えているカードとなります。
  6. 自分のカードのある段を読む
    自分のカードを「起点(=現在)」とみなして、同じ横の段を「過去→現在→未来」と見ていく。一番左にあれば、過去のことは関係ない。未来だけ見て進め!ってなるし、一番右にある場合は、現在に影響している過去を読めます。ただし、この場合、未来はあなた次第という場合もあれば、未来がわからないので、シャッフルしなおすこともあります。
    わたしは卜術でやりなおしはNGとしているので、一番右にあった場合の未来を一番下の4枚で読んでいくようにしています。
  7. 異性のカード
    恋愛相談ではもちろんですが、異性のカードはパートナーを表すカードでもあります。だから、一緒に家庭を支える人かもしれないし、一緒に仕事をする人かもしれない。その人とどのくらいの距離があるかをまずは見ます。
    近ければ、関係が密接。心の距離も近い。
    遠ければ、心理的距離はある。疎遠、すれ違い。
    同じ段(横並び)なら、並行した意識。似た感覚/同じ時間軸で過ごしている。
    縦の関係(上下)で、力関係や主従関係が見える。上が優勢・下が受け身。
    向き合っていると、意識し合ってる、向き合ってる。
    背を向けていると、気持ちがすれ違っている、無視している、感心がない、距離を取りたい。


    まずは、これが読むべきところです。


定期的なグランタブローのすゝめ

質問を掲げてスプレッドしてもいいですが、定期的な運勢をグランタブローを展開してみるのも面白いです。

毎月。あるいは季節の始めに、今月はどんな月になるのかな?と読んでみます。

上のスプレッドのリーディング例は次のレッスンで!

ルノルマン・リーディングレッスン01

昨日はカフェでルノルマンデッキのワークショップがありました。最初だったので伝えたかったことはたくさんあったのですが、あれやこれやいうと情報量過多で結局なにも残らない・・・ということになるので、まずは、カードと通じるレッスンを行いました。

まだ、ルノルマンカードをよく知らないという方はぜひ、やってみてください。

  1. 下のリンクから、レッスン01のシートをダウンロードしてください。
  2. 右のBasic Keywords部分が見えないようにその欄の左で縦に折ります。
  3. デッキを用意します。そして1枚づつ見ながら、キーワードを1つ考えます。
    それを赤ペンで「My Keyword」の欄に書きます。
    2つ、3つ、浮かんだ場合は3つまで書いてください。
    全く思い浮かばない場合は書かなくてもいいです。
  4. 紙を広げます。右側の「本来のキーワード」と見比べてみてください。

レッスン01シート

新しいタブで開きます。その画面のプリントマークをクリックすると印刷ができます。ダウンロードボタンでダウンロードもできます。


この赤いキーワードは本来のキーワードと共に、あなたとそのカードがつながっているキーワードなので今後も使っていくことができます。

使っているうちに、「あれ?やっぱり違うかも」と思う時期が来るかもしれません。そうしたら、そのキーワードは手放してください。

シートは今後、リーディングをする際にガイドとしてお使いください。一般的なキーワードを書いてありますが、お持ちのカードの解説などで、そこに書かれていないものがあれば書き加えたりしてください。

ネイタルチャートリーディング

基本構造をつかもう:チャートは宇宙の魔法陣

  1. アセンダント(ASC)=入口の扉
    東の地平線に昇っていた星座。

人生のスタイル・第一印象・外見を示す。

  1. ハウス=人生の12の領域
    円を12等分したエリア。「どこで起きるか」が分かる。

各ハウスについては後半にまとめています。

  1. 惑星=魔法の力を持つキャラたち🪐
    各惑星には性格や力がある。

例えば:

☉太陽:本質・人生の目的

☽月:感情・無意識

☿水星:思考・言語

♀金星:愛・快楽

♂火星:行動・エネルギー

  1. 星座=性格のフィルター♓♌♑
    惑星がどの星座にいるかで、「どんな性質を持つか」が決まる。

例:太陽が水瓶座 → 自由と未来を求める魂。

  1. アスペクト=惑星同士の魔法的関係線
    惑星同士の角度で関係性がわかる。

主なもの:

コンジャンクション(0°):融合・合体

トライン(120°):調和・ラッキー

スクエア(90°):緊張・チャレンジ

オポジション(180°):対立・バランス


読み方の流れ


アセンダントを見る
 → この人の「入り口」を知る。第一印象、人生の切り口。

太陽・月・ASCの三本柱を見る
 → 本質(太陽)・感情(月)・外面(ASC)のバランス。

目立つ星(10ハウスの惑星、惑星集合)を探す
 → 社会的役割・得意分野のヒント。

ハウスに何が多いかを見る
 → どこにエネルギーが集中しているか(内向?外向?仕事?家庭?)

アスペクトで物語をつなげる
 → 人間関係・才能・葛藤・強みなどが見えてくる。

コツまとめ:迷ったときの質問

質問・調べる場所


・ この人の本質的なテーマは? 太陽星座+ハウス

・ 感情や安心のツボは? 月星座+ハウス

・ 人生の方向性・目標は? MC(中天)+10ハウスの惑星

・ 愛し方、愛され方は? 金星+アスペクト

・ 行動パターン・エネルギーの出し方は? 火星+アスペクト

・ 外からどう見られる? アセンダント+第1ハウスの星

興味ある部分(恋愛・仕事・家族・適職・相性)に絞って読むと、一気に読みやすくなります。
「ひとつの星から全体を見る」→「全体を通して関係性を読む」って流れがコツ


12ハウスのざっくりイメージ

第1ハウス
自分自身・外見・印象 自分のアバター。魔法の姿や印象。

第2ハウス
所有・お金・価値観 宝物庫。手に入れたいもの、大事にしてること。

第3ハウス
言葉・学び・兄弟 魔法ノート。日々のやりとり、好奇心。

第4ハウス
家・ルーツ・安心 ・秘密の基地。家族・安心できる空間。

第5ハウス
創造・恋愛・遊び 魔法のアトリエ。創作・恋・自己表現。

第6ハウス
労働・習慣・健康 調合室。日課、仕事、体のメンテナンス。

第7ハウス
対人・パートナー 契約の間。結婚や他者との契約・協力関係。

第8ハウス
遺産・深層心理・変容 禁書庫。見えない力、深い結びつき、変容。

第9ハウス
哲学・旅・高等教育 星の図書館。冒険、学問、精神世界。

第10ハウス
社会・天職・名声 魔法評議会。キャリア、世間からの姿。

第11ハウス
仲間・未来・理想 魔女の集会。友人、未来ビジョン、ネットワーク。

第12ハウス
潜在意識・隠されたもの・癒し 夢と記憶の結界。無意識、隔離、スピリチュアル。

ポイントは惑星+ハウスで読む!

たとえば、

☉太陽が5ハウス → 「創作や恋が自己表現のテーマ」

☽月が4ハウス → 「家庭で感情が安定」

♀金星が10ハウス → 「仕事で愛される・美の仕事向き」

グランタブロー・レッスン01

グランタブローリーディングにはとても時間がかかるので、もし、誰かのリーディングをする場合は、最初の4枚、相談者さんを象徴するカードの周囲を読む程度になると思います。

自分の大きなテーマや今月の占いなどをする場合は、全部記録してハウス読みなどもじっくりやってみるとよいでしょう。これをやっている人は、一日かけてリーディングしたり、何度も見返したりするそうです。

ハウス読み用にシートを作りました。A4の厚めのコート紙 2枚セット¥330で送料無料です。

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これとお揃いで白紙のシートも作りました。以下からダウンロードできますので、プリントアウトしてお使いください。

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グランタブローハウス読みレッスン

【問題1】
ハウス8(COFFIN=終わり・停止・変容)に
カード25(RING=縁・契約・絆)が入っていたとします。

このとき、どのような解釈ができますか?・・・答えはページ末

【問題2】
ハウス22(CROSSROADS=選択・迷い)の位置に
カード29(LADY=相談者本人)が入っていたら?

このとき、相談者はどのような状態にあると読めますか?・・・答えはページ末

【問題3】
ハウス14(FOX=用心・仕事・裏・策略)に
カード24(HEART=愛・恋愛・好意)があるとき、
その愛情にはどんな性質があるかを読みなさい。・・・答えはページ末


解答例

【問題1】
ハウス8(COFFIN)+ カード25(RING)

意味:
終わりのハウスに縁や契約のカードが入っているため、
→ 関係性の終焉・契約の終了・ループしていた関係が閉じる兆し。
特に「続いてきた関係・繰り返しがちな関係」に、区切りや別れが来る可能性。

模範解答例:
今まで続いていた縁やパートナーシップに終止符が打たれる時期かもしれません。
また、惰性で続いてきた関係を見直すことになる可能性も。
終わりを受け入れることで、新しい出会いのスペースが空く暗示とも読めます。

【問題2】
ハウス22(CROSSROADS)+ カード29(LADY)

意味:
人生の分岐点のハウスに相談者自身が入っているため、
→ 今まさに選択や迷いの渦中にいる状態。
どちらに進むか悩んでいる/選ばなければならないプレッシャーを感じている可能性。

模範解答例:
相談者自身が人生の岐路に立っており、何か大きな決断を迫られている状態です。
過去にとらわれず、未来を意識して選択をすることがカギとなります。
同時に、誰かの意見ではなく、自分の意志で選ぶことが重要です。

【問題3】
ハウス14(FOX)+ カード24(HEART)

意味:
用心や策略のハウスに愛情のカードがあるため、
→ その愛には裏がある/偽りの好意/一方的な都合で動く関係性の暗示。
または、「仕事としての恋愛」や「愛情に対する警戒心」があるとも。

模範解答例:
この愛にはどこか裏がありそうです。
利害や損得が絡んだ関係性、あるいは心からの愛ではなく表面だけの好意かもしれません。
また、相談者自身が愛に対して警戒しているため、素直になれない状況とも読めます。

以上はあくまでも「例」です。固定しすぎないように自分のリーディングを展開してみてください。

グランタブロー

グランタブローって?

グランタブロー(Grand Tableau)はフランス語で「大きな絵(大きな図)」という意味で、
ルノルマンカード36枚をすべて使って展開し、全体像(人生・運命)を読み解く占い方法です

いつものようにシャッフルします。ルノルマンクラブの部活動で行う、月一のグランタブローの場合は、来月の運勢を教えて!と念じてシャッフルします。

特に占いたい内容があれば、それを念じます。ルノルマンはあまり先までを占うものではないので、最長でも半年分で分けるといいでしょう。

並べ方

9枚×4段の36枚スプレッド(一般的)
全36枚を 横9枚×縦4段 に並べる方法。

カードの位置と相互関係を見ながら、象徴カード(本人や対象)を中心に展開します。

これが最もポピュラーな「グラン・タブロー」です。

8枚×4段+下に4枚
横8枚×縦4段+下段に4枚を置く方法。

こちらもクラシックな配置として知られています。きらら舎はこちらを採用しています。


まずはサンプルをもとに読んでいきます。

まずは左上から右数枚を読む

グランタブローの左上から始める読み方は、「その人の現在のテーマや状態」「この展開全体の背景」「人生における重要な枠組み(心理・課題)」などを示すとされていて、全体リーディングの導入部分にとってすごく大事なエリアです。

左上の3枚・4枚の意味と読み方

1枚目:CROSS(36)
→ 試練、負担、宿命的な課題、精神的に重いもの

2枚目:ANCHOR(28)
→ 安定、執着、仕事、停滞、腰を据える

3枚目:STORK(17)
→ 変化、進展、移動、環境の変化、改善の兆し

4枚目:SHIP(3)
→ 旅、冒険、貿易、海外、視野の拡大、ビジネスの流れ

この4枚から読み取れる流れは

心の奥に「背負っているテーマ(CROSS)」がある。
それに対して、「動かない安定(ANCHOR)」が課題や停滞を長引かせている可能性。
しかし、すでに「変化への兆し(STORK)」が近くに来ていて、未来には
「新しい展開や冒険(SHIP)」が始まる可能性が見えている。

ANCHOR(錨)は、安定を意味するけれど、CROSSと並ぶと「重たいものにしがみついて動けない」という読みもできます。

この最初の3〜4枚は「背景の物語」ととらえるとGOOD
グランタブローでは、左上の数枚がこのスプレッドの「始まりの物語」です。
スプレッドの左上から3枚、もしくは4枚を読むことで、このリーディング全体の「背景の物語」が見えてきます。
今回のように、CROSSから始まる並びは、相談者が人生の中で何かしら重たいテーマを抱えていることを示します。
それがANCHOR(安定・定着)と並ぶことで、状況が動かずに固定されていたことがうかがえます。
ですが、その直後にSTORKとSHIPが続いており、変化と新しい流れがすでにやってきていることが明示されています。
→「困難を超えて、新たな道に乗る物語のスタート地点」です。

次にコーナー読みをします

コーナーカード(四隅のカード)読みはグランタブロー全体の物語の枠組み(始まり→終わり)や、人生の四方から見た風景として使える、とても詩的で深い読み方ができます。

グランタブローの四隅のカードで、以下の位置にあるカードを使います

左上:CROSS(36)

右上:DOG(18)

左下:COFFIN(8)

右下:TOWER(19)

読み方は対角線セットにして2ペアで見るのが基本

① 左上(CROSS)↔ 右下(TOWER)
CROSS(十字架):試練、負担、カルマ的課題

TOWER(塔):孤独、独立、社会的構造、高い視点、公的機関

意味:

精神的に背負ってきたもの(CROSS)を、自分なりに昇華し、距離を取って客観視する時期(TOWER)に入っている。
または、過去の苦悩をきっかけに社会的な役割や自立心の強化が進んでいる。
人との距離感が大きく関わる時期でもある。

② 右上(DOG)↔ 左下(COFFIN)
DOG(犬):友情、忠誠、サポート

COFFIN(棺):終わり、変容、手放し、停止

意味:

古い人間関係や信頼関係に終止符を打つ流れかもしれない。
ある友情や支えが役目を終えた可能性。
または、忠誠心のあり方そのものが変わってきている(=以前ほど誰かに尽くさなくなったなど)。

コーナー読みのまとめ
全体として、内面の苦しみや過去の重荷から抜け出すために、人との距離や関係性を再構築しようとしている時期。
古い関係や価値観が終わりを迎え、新しい視点から社会的に立ち直っていくような流れ。

四隅のカードは「展開全体のフレーム(額縁)」です。
対角線を意識して、「どんな始まりから、どんな終わりへと向かっていくのか」を見ると、相談者さんの人生の流れや方向性がつかめます。
このスプレッドでは、精神的な負担(CROSS)から始まり、それが社会的な自立(TOWER)へとつながっています。
一方で、古い友情や関係(DOG)は終わりを迎えて(COFFIN)、新たな信頼関係の築き直しがテーマになりそうです。

相談者のカードから読む

まずは相談者が女性だとすると、LADYは、相談者本人の分身です。

男性の場合はGENTLEMANを中心として周囲のカードを読んでいきます。


ここを「主人公」と見立てて、周囲のカード(上下左右/対角線/周辺一帯)を読むことで、

現在の心理状態

自分のまわりにある出来事

他者との関係性

意識していない課題や未来の兆し

・・・がわかってきます。

【今回のLADYの位置】
LADYは、3段目の右から2番目(27のMOONの左)にあります。

まずは恋愛相談ヴァージョンでリーディングしてみましょう

恋愛バージョン:GENTLEMANとの関係性


中心カード:LADY(29)
→ 相談者本人(女性)

注目すべきカード群:
右:GENTLEMAN(28)… 重要な男性(恋愛対象・パートナー)

左上:RING(25)… 縁・絆・契約

右上:FISH(34)… 豊かさ・お金・流れ

右下:MICE(23)… 不安・ストレス・消耗

解説:
このスプレッドでは、LADYとGENTLEMANがすぐ隣にあることから、すでに関係が深い、または感情的にとても強く意識している状態です。

左上のRING → この男性とは過去からの「つながり」や「繰り返しの関係」がある可能性。

右上のFISH → 関係の中に経済的な側面や流動的な要素が絡んでいる(ビジネス、生活、お金の共有など)。

右下のMICE → ただし、その関係はどこかで精神的な消耗や不安を生んでいる。口に出さないけれど、どこかが削れている感覚。

まとめ:

「深くつながってはいるが、現実面や経済的なことでストレスが溜まりやすい関係」
「過去の縁を繰り返しているが、そろそろ健全な形に再構築すべきタイミング」

では今後進むべきかどうか?という視点でリーディングしてみましょう

どう進むべきかという質問だった場合に、CROSSROADSがとても重要になってきますのでこれを起点リーディングをします。


注目カード
下:CROSSROADS(22)… 選択、分岐点、迷い

左下:FOX(14)… 警戒心、仕事、うそ・裏の顔

右下:MICE(23)… ストレス、小さな不安の積み重ね

上:BIRDS(12)… 情報・会話・SNS・神経過敏

解説
今、相談者は「この状況を続けるべきか、手放すか」という大きな岐路に立っています。
その選択を下に位置するCROSSROADSが象徴しています。

FOX → 仕事や相手に対する不信感。相手が正直でない、あるいはこちらも信じきれていない可能性。
MICE → 小さな問題がたくさんあって、エネルギーを吸い取られている感じ。
BIRDS → 周囲の声(SNS、第三者の意見)に振り回されやすく、集中できていない。

まとめ

「このまま進むには、注意深く環境や相手を見極める必要がある」
「決断は急がず、まず“本音”と“情報の整理”から始めよう」

一番下の4枚のカード

グランタブローの一番下の4枚はよく使われる「8×4+4」(=8枚×4列+下に4枚)というスプレッド形式で使うもの。

全体の補足情報や裏テーマとします。
表のスプレッドでは語りきれなかった情報、補足のヒント、または裏側の真実を示しています。

たとえば、物語の土台・最終章の伏線、全体の流れの「足元」や「まとめ」を表します。スプレッド全体の結論を「暗示的に伝えてくる」こともあります。

または、無意識のレイヤーとしても読めます。
無意識下で相談者が抱えている想いや、まだ言語化できていない潜在的課題。この層が整わないと表の問題も解決しない、ということも。

読み方のコツ
全体のリーディングの最後に「ふり返りと補足」として読むと自然です。他のカードとあまり関連づけず、独立した“隠れた声”として読むと深みが出ます。

テーマ別に見ると、「恋愛の裏事情」「仕事のブロック」「健康の要因」などが浮き彫りになることもあります。


このように、相談テーマによって読み取るカードの重要度が変わります。

また、カードの位置には以下のような意味があります。

上=意識・のしかかっていること・表面意識・課題
クライアントが「気にしていること」、目に見える形で圧を感じている状況、頭で考えているテーマ

下(↓)=無意識・土台・現実的な支え・これからの展開
本音・深層心理今後の足場となるもの(現実/身体/結果)、運命のベース

左(←)=過去・これまでの流れ・影響を受けた背景
過去の出来事、思考、出会い、クライアントの「癖」や傾向

右(→)=未来・これから展開していく方向
可能性の広がり、今の延長線上にある出来事、起こりうる変化や結果

そのため、占い師さんによっては、相談者のカードが右端にある場合にはスプレッドしなおしたりします(未来を読めないので)。

でも、卜術では何度もスプレッドしなおすのはご法度でもあります。だから、右端にあった場合は以下のようなリーディングをします。

① 未来がまだ白紙(自分次第)
自分の決断や行動が未来を決める段階で、カードとしてはまだ「定まっていない」状態。
=「カードが先を示せない=あなたが未来を創る人」っていうメッセージ。

② 限界に達している or 一旦閉じたテーマ
そのテーマはすでに終点を迎えていて、ここからは別の章に切り替わるべきタイミング。
例えば恋愛なら、「この関係はここまで」など。

③ 過去や内面に目を向ける時
カードが未来を示してくれない代わりに、「なぜ今ここにいるのか?」を深く掘る必要がある。
→ LADYの左側(=過去や内面)に答えがある可能性。

つまり、相談者カードが一番右にあるというのは、とても象徴的な配置です。
カードは先を示せない=今ここで自分の意志で未来を切り拓く時というサインでもあります。
また、ある関係性や状況が「一区切り」に来ている可能性もあるので、無理に先を読もうとするより、「今」をしっかり見つめなおすタイミングです。

ちなみに逆に一番左端にLADYがいるときは、過去は関係ない、気にしなくていい。すでに何かが始まっていて、今は流れの中にいる段階となります。

ハウス読み

「ハウス読み」は、ルノルマンのグランタブローで一気に占いの深みが増す超上級テクニックです。これをするためのシートを販売しています。

厚めのA4サイズのシートです。2枚セット¥330 送料無料です。  >>注文する

ハウス読みとはカードの「位置番号」に、それぞれ固定された意味(=ハウス)を割り当てて読むテクニックです。

つまり、たとえば1番の位置には「1番のカード=ライダーの意味」が常に固定で入っていて、
そこにどんなカードが来ても「ライダーのハウスに入っている○○カード」という読み方をします。

なぜ「ハウス」と呼ばれるかというと、西洋占星術の「ハウス」(12星座の配置を示す部屋)に由来していて、各位置が「人生の一部屋(テーマ)」とされているとするものです。そこにどんな「ゲスト(カード)」が来るか?という感じで読んでいきます。

実際にそこに置かれたカードを、「何のハウスにどのカードがいるか」として読む
→ 例:「ハウス12(BIRDS)にTHE SNAKE(7番)がある」
→ → 会話やSNSに関して何かしらの裏や策略がある、と読む

実例
もしLADY(29番のカード)がハウス22(CROSSROADS)にあったら?

→ 「相談者は今、選択のど真ん中にいる」

LADYがCROSSROADSのテーマに“滞在”しているわけです。

逆にTHE RING(25番のカード)がハウス8(COFFIN)にあったら?

→ 関係性や契約が終わるタイミングかも


ハウス読みレッスン

きらら舎魔法部ではいくつかのレッスンやリーディングをしていますが、ハウス読みレッスンのページも作りました。

グランタブローは大きなテーマに対する自分の思考整理や、今月、どういう流れなのかなどを毎月始めに占ってみる・・・などに適しています。

そして、それらを記録していくことで、ルノルマンでの自分の日記となります。

以下に白紙のグランタブロー配置シートを作っておきました。ダウンロードして印刷し、スプレッドを記録して、ハウス読みシートと合わせながら読んでいってみてください。

>>グランタブロー配置白紙シート

>>ハウス読みレッスン01

無料リーディングサンプル02

無料リーディングはご依頼いただいた方へは、質問内容に沿った詳しいリーディングをLINEで回答しています。

最初にカードの意味だけを伝えてから、質問内容に沿ったリーディングを送っています。ここではカードの意味だけでのリーディングをアップしておきます。みなさまのリーディングの参考にしてみてください。

最後に少しだけ相談者さんの質問に触れたリーディングを添えようと思っていたんですが、質問の概要だけアップしています。なぜならば、カードが言い当てていることがすごいため。改めて質問に答えるまでもない結果です。

【全体テーマ】中央のカード「33 鍵」
これは解決策”重要なヒント扉を開ける鍵を意味します。
このスプレッド全体は、「ある課題や状況に対する答え・鍵を見つける」がテーマになります。

【過去】左列
26 書物:秘密、未公開情報、学び

01 騎士:ニュース、訪問、急な展開

04 家:家庭、安定、基盤

過去に「秘密にしていたこと」や「学んでいたこと(資格・準備)」があって、それがようやく動き始めた感じ。家やプライベート空間に関係することで、「知らせ」や「訪問」がカギになったかも。

【現在】中央列
16 星:希望、目標、インスピレーション

33 鍵:核心、成功へのヒント

27 手紙:メッセージ、通知、通信

今は「理想」や「夢」への明確な道が見えつつあり、重要な書類や知らせ(契約、通知、申込)が来るかも!すごくいい流れ!

【未来】右列

25 指輪:約束、契約、パートナーシップ

13 子供:新しい始まり、初心、純粋さ

20 庭:公開、イベント、コミュニティ

今後、「新しい契約」や「始まり」が「公」になる流れ。これはイベントやSNSなど公の場に関係する可能性もある。例えば、

  • ビジネスでの発信
  • 新サービスの公開
  • 誰かとの新しい関係が公になる
    …など、オープンな発展!

【プラスで見るライン】

横ライン(状況の進行)

  • 上段(思考):書物 – 星 – 指輪
    → 秘密だったことが「夢」となり、やがて「契約」に至る。
  • 中段(本質):騎士 – 鍵 – 子供
    → 大事な知らせ(訪問)が「鍵」となって新しいスタートへ。
  • 下段(土台):家 – 手紙 – 庭
    → 家(自分の基盤)からの情報発信、公の舞台へ!

縦ライン(内的変化)

  • 左列:書物 – 騎士 – 家 → 勉強してたこと、動き出す、家庭を土台に。
  • 中央:星 – 鍵 – 手紙 → 願いを叶える鍵が届く!
  • 右列:指輪 – 子供 – 庭 → 新しい関係が世に出る!

まとめ

このスプレッドは「隠れていた力がついに花開く」ような配置。
・今まで学んできたこと(or 温めてきたプロジェクト)
・近々、それを伝える/動かす連絡がある
・新しいスタートが「公のもの」になっていく(SNSで発信?BASEや講座の公開?)

すっごく明るくて前向きなカードたちです。

実際の質問でのリーディング

やりたいことがあったのだけれど、仕事が忙しくできなかった。しかし、引越をし、気分も新しくなり、SNSを利用して配信ができるかもしれない環境が作れそうだと考えている。機材などを購入するのにもお金はかかるのだけど、やってみるべきか。

これが質問の概要。

質問に沿ったリーディングをしないまでも、答えは出ていますね。ルノルマン恐るべしなんです。

ワンコインリーディング

何名かの方にルノルマンレッスンとリモートの無料レッスンを行ったところ、何度も行って欲しいとお願いされたのですが、対応しきれなくなったので、ワンコインリーディングを始めます。

>>ご依頼はこちら

ルノルマン 9カード ¥500(税込)

  1. ご自分のカードで行い、画像を送る方法
    オンラインショップのワンコインリーディングをご購入ください。
    オプションから「ルノルマン・自分でスプレッド」を選択してご購入完了してください。

    その後、お持ちのルノルマンデッキをノックして質問を伝えながらシャッフルし、まず自分のカード(※)を左に置き、その右に左から3枚。その下に左から3枚、その下に左から3枚と9枚並べてください。
    その並びを写真で撮影してLINEから送ってください。

    こちらで送られた通りに再度カードを並べて、リーディングします。
    LINEに、まず、カードが意味することだけをリーディングして記載します。
    その後、質問内容を送ってくださった場合には、それに即してリーディングし、記載します。
    自分でリーディングする練習にもなります。

    リーディングの方法は「ルノルマン9カード」に記載してますので参考にしてみてください。

    ※ 男性なら28、女性なら29のカードが「自分のカード」です

  2. スプレッドからすべて依頼する方法
    オンラインショップのワンコインリーディングをご購入ください。
    オプションから「ルノルマン・スプレッドから依頼」を選択してご購入完了してください。

    その後LINEから質問内容を送ってください。
    こちらでスプレッド、リーディングします。
    LINEに、まず、カードが意味することだけをリーディングして記載します。
    その後、質問内容に即してリーディングし、記載します。

>>ご依頼はこちら


WOODLAND WARDENS 3枚引き or 4枚引き

  1. ご自分のカードで行い、画像を送る方法
    オンラインショップのワンコインリーディングをご購入ください。
    オプションから「WW・自分でスプレッド」を選択してご購入完了してください。

    それぞれのスプレッドについては note.comをご参照ください。

    3枚引き >> 過去・現在・未来 3枚引きスプレッド
    4枚引き >>四季のスプレッド:4枚引き


    こちらで送られた通りに再度カードを並べて、リーディングします。
    LINEに、まず、カードが意味することだけをリーディングして記載します。
    その後、質問内容を送ってくださった場合には、それに即してリーディングし、記載します。
  2. スプレッドからすべて依頼する方法
    オンラインショップのワンコインリーディングをご購入ください。
    オプションから「WW・スプレッドから依頼」を選択してご購入完了してください。

    その後LINEから質問内容を送ってください。合わせてどちらのスプレッドで占うかもかいておいてください。
    一般的なものの場合は3枚。1年というスパンでの流れで占いたい場合は4枚です。

    こちらでスプレッド、リーディングします。
    LINEに、まず、カードが意味することだけをリーディングして記載します。
    その後、質問内容に即してリーディングし、記載します。

    このWOODLAND WARDENSデッキの解説には作者の解説書の日本語訳と共に、きらら舎の解説を添えています。ポイントはすべてポジティヴに読んでいくというスタンス。よくたとえられることには、グラスに半分水が入っていて、「半分しか入っていない」のか「半分も入っている」ととらえるのか。もちろんネガティヴな意味を持つカードもあります。しかし、そこからポジティブな解釈(捻じ曲げるのではなく、あくまでも捉える姿勢)を添えていくようにしています。
    そうすることで、運はよい方向に動いていきます。

>>WOODLAND WARDENS 解説

>>ご依頼はこちら


GreenWitch 3枚引き

  1. ご自分のカードで行い、画像を送る方法
    オンラインショップのワンコインリーディングをご購入ください。
    オプションから「GW・自分でスプレッド」を選択してご購入完了してください。

    その後、お持ちのグリーンウィッチデッキをノックして質問を伝えながらシャッフルし、左から3枚並べて、その並びを写真で撮影してLINEから送ってください。

    こちらで送られた通りに再度カードを並べて、リーディングします。
    LINEに、まず、カードが意味することだけをリーディングして記載します。
    その後、質問内容を送ってくださった場合には、それに即してリーディングし、記載します。
    自分でリーディングする練習にもなります。

    リーディングの方法は「緑の魔女のお勧めスプレッド01」に記載してますので参考にしてみてください。
  2. スプレッドからすべて依頼する方法
    オンラインショップのワンコインリーディングをご購入ください。
    オプションから「GW・スプレッドから依頼」を選択してご購入完了してください。

    その後LINEから質問内容を送ってください。
    こちらでスプレッド、リーディングします。
    LINEに、まず、カードが意味することだけをリーディングして記載します。
    その後、質問内容に即してリーディングし、記載します。

>>ご依頼はこちら

緑の魔女のおすすめスプレッド03

緑の魔女(The Green Witch)については「緑の魔女のおはなし」に書きました。

今日は、このカードの制作者アリン・マーフィー=ヒスコック(Arin Murphy-Hiscock)がおすすめしているスプレッドのうち、6枚使うものを紹介します。

アリン・マーフィーの言葉をそのまま使用している部分は文字が🌿緑色になっています。



SIX-CARD SPREAD + The Tree

リーディング例

①【Root|根】HEDGE(生け垣)
「境界線と可能性、そして迷い」

このテーマの根本には、「自分を守るために距離を取っている」「踏み出すかどうかで迷っている」状態があるようです。
まだ進むべき道がはっきりしない、あるいは「ここから先に行っていいのかな…?」という気持ちが土台にあります。
でも、境界の向こうには森が広がってる──越える価値のある場所なのです

②【Trunk|幹】LAVENDER(ラベンダー)
「やさしさとセルフケア」

今、現実で最も感じられているのは「疲れ」と「自己回復の必要性」。
このテーマを育てるには、自分をもっと労わることが必須。
焦りや完璧主義ではなく、「呼吸を整えて整える」ことが大切な時期です

③【Heart|核心】RAIN(雨)
「浄化と再生」

テーマの中心には、流した涙や内面のリセットがありそう。
悲しみや感情の滞りを解放したい、あるいはすでに雨が降り始めていて、癒しが進行中です。
この雨はネガティブではなく、新芽を育てる恵みの雨

④【Strength|力の源】MOTH(蛾)
「ゆだねること。脆さの中の強さ」

力を発揮するために必要なのは、「あえて逆らわない」「委ねる」姿勢。
蛾は夜の光に向かっていくように、未知への直感的な飛翔を象徴しています。
あなたの繊細さや感受性こそが、道を照らす力になる

⑤【Unasked Help|予期せぬ助け】THISTLE(アザミ)
「守りと誇り」

外に見えるとげとげしさの中に、深い愛と守りの力が眠っています。
他人との衝突や、頑なな姿勢が「邪魔」に見えることもあるかもしれないけど、
実はそれがあなたを守ってくれる支えだったり、
あなたを理解してくれる誰かが、思わぬ形で味方になってくれる可能性も

⑥【Openness|開くべき領域】SAGE(セージ)
「智慧と霊性の扉」

問題を乗り越え、前に進むために開いておくべきは「学びと内なる導き」。
セージは聖なるハーブ──知恵ある存在との対話や、魂の声に耳をすますことが鍵になります。
本を読む・自然に触れる・自分と語る。
静けさの中に、扉が開いていくというメッセージ。

全体のメッセージ(木が語ること)
今は“心の雨季”かもしれないけれど、
あなたは自分をいたわりながら、静かに境界線の向こう側へ向かってる。
繊細さ・やさしさ・内なる知恵──それらは全部、あなたの翼になる。
境界の向こうには、豊かで静かな森が待ってるよ。

現実のリーディング
今はまだ始めていません(境界線の手前にいます)・・・そして、やるべきか否かを迷っています。でも、本当は答えは出ているはずなんです・・・・・やりたいんだと。

雨は植物が成長するには必要なものに読めました。今はまだ力不足だと感じているので、勉強中なのでしょうか。でも、しっかり準備は進んでいるようです。

雨降って地固まるということばが日本にはあります。雨は、これから始めることの地盤固めもしてくれます。

②が何なのか、自信で考えてみてください。相談の中にはこれが示す事実はありませんでした。確認すると、踏み出した後のことを考えては悩み、まだ始まっていないのに、失敗するかもと、くよくよしていたとのこと。

アザミに関しては相談者さんの守り・・・とても慎重であることと、一歩を踏み出すための援助があることを意味しているのかなと思います。この援助は「蛾」につながっています。

今すでに、準備と勉強を、とても慎重に進めているかと思います。それでも足りないと思っているかもしれません。蛾は、相談者さんが「今、始めるチャンスかもしれない」と考えていることを後押ししています。

答えは「開くべき領域」。つまり、ここで①を振り返ってみてください。

①【Root|根】HEDGE(生け垣)
「境界線と可能性、そして迷い」

これの答えです。進みましょう!(転職してみましょう)


リーディングサンプルは、個人が特定できない範囲で、相談内容を公開してもいいという許可をいただいて無料リーディングをしたものです。

若くない転職のご相談だったのですが、わたしが45歳で当時の一切の仕事をやめて、今の生活を始めたことを知り、同じ歳だから・・・と、そういう意味でのご相談でもありました。

「もう45歳」じゃなくって「まだ45歳」。

ご協力ありがとうございました。そして、頑張ってください!またzoomで飲みながら話しましょう(笑)

緑の魔女のお勧めスプレッド02

緑の魔女(The Green Witch)については「緑の魔女のおはなし」に書きました。

今日は、このカードの制作者アリン・マーフィー=ヒスコック(Arin Murphy-Hiscock)がおすすめしているスプレッドのうち、5枚使うものを紹介します。

アリン・マーフィーの言葉をそのまま使用している部分は文字が🌿緑色になっています。




カードを配置する時、上から順番に置いてもいいけれど、7枚目を置いていくという方法もあります。つまり上から6枚とって7枚目を1の場所に置く。次に6枚をとって7枚目を2の場所に置く・・・というふうに。

これはどちらでもいいです。7枚目の意味はまた違うエッセイにて説明しますね。

さて。このスプレッドのリーディング例を書いておきます。

GreenWitchの本来の説明書は、ちょっと自分に置き換えられないことが多いかと思うので、いくつかサンプルを見せていきますので、利用してみてください。

真ん中は「Pine Tree(松の木)」で、四隅に・・・

Earth(身体・現実):Walking Staff
Air(思考・知性):Mortar and Pestl
Fire(他者への影響):Summer
Water(感情):Basil

と出ました。

中央:CARD 5 – SPIRIT:Pine Tree(パインツリー)
キーワード:Vitality(生命力)・Longevity(長寿)・Perseverance(忍耐)

このテーマ全体を通して、Pine Treeはこう語りかけています:

「焦らなくていい。ゆっくりでも、あなたは生き抜いていける。」

今の課題は、持続力と自分のペースを守ること。
外からの評価やスピード感に引っ張られず、「自分の根」を信じて立ち続けることが、このスプレッド全体の鍵です。

CARD 1 – Earth(身体・現実):Walking Staff(杖)
キーワード:Support(支え)・Assistance(援助)・Direction(方向性)

あなたの身体と現実は、「誰かと共に歩く道」を求めているかもしれません。
この杖は、「支えてくれるものがあってこそ、道は続いていく」と伝えてくれています。

身体の疲れに気づいて、ひとりで抱え込まないこと
必要なら誰かに「頼る」という選択を持ってもOK

具体的なツールやサポート(栄養・休息・補助)が、現実に必要なとき

CARD 2 – Air(思考・知性):Mortar and Pestle(乳鉢とすりこぎ)
キーワード:Integration(統合)・Subtlety(繊細さ)・Thoroughness(丁寧さ)

思考の領域では「複数のものをひとつに混ぜ合わせている」様子がうかがえます。

いくつかの答え、あるいはやりたいことがあり、それらを自分の中で調合中

すぐに成果が出なくても大丈夫。“今はすりつぶして混ぜてる時”

繊細なアイデアほど、小さく磨いていく工程が大切

CARD 3 – Fire(他者への影響):Summer(夏)
キーワード:Expansion(拡大)・Growth(成長)

他者への影響として出た「Summer」は、あなたの存在が周囲に明るさと成長の種をもたらしていることを示しています

今のあなたは、まるで“夏の光”のように、人に希望を届けている

周囲の人にとっての活動は励み・活力になっている

でもその光を発するには、内側に十分な栄養(自己ケア)も必要

CARD 4 – Water(感情):Basil(バジル)
キーワード:Prosperity(繁栄)・Luck(幸運)・Love(愛)

感情の世界では、Basilが「育てる愛」「穏やかに広がる豊かさ」を表しています。

今、心は“誰かを育てたい・支えたい”という優しさで満ちている

愛情が外に向きやすい時期。でもときにはその愛を自分にも向けてね

バジルのように「日々のケアから幸せを育む」心の姿勢が、今とても大切

この5枚は全体としてこうささやいています:

「あなたはすでに、豊かに芽吹き、静かに育っている。
いそがなくていい。ひとつずつ、丁寧に、自分を養っていこう。」

いくつかのサービスとして行っているリーディングサポートも、まずは、その方の質問を読まずに送られたカードの意味するものだけを上のサンプルのように読みます。

これを自分に自分であてはめて読んでいただくのが一番よいのです。わたしが、これはこういう意味ですよ!と相談者の方の質問にまず、あてはめてしまわないことで、自分にしかわからない、心の中にある本当の答えが見えると思います。

その上で、質問を拝見して、わたしはこう判断するよ!ということを、お伝えしています。