きらら舎『魔女の薬草園/マンドレイク』から、少しリライトしての移植です。
『魔法使いの錬金術レシピ』に魔女の薬草図鑑を掲載しました。
その中からまずは魔女の毒草として有名な「マンドレイク(英名)」、別名「マントラゴラ(学名)」の種を魔法部にて販売します。
キュー植物園系のデータベース 「Plants of the World Online」 には以下の4種が確認できます。
Mandragora autumnalis Bertol
Mandragora caulescens C.B.Clarke
Mandragora officinarum L.
Mandragora turcomanica Mizgir.
薬用とされているのは上から3つです。
今回販売するのはマントラゴラ・オータムナリスです。
マントラゴラには春咲き(花が春に咲く)と秋咲(花が秋に咲く)があり、オフィシナラムは春咲き。オータムナリスは秋咲き。
伝説を見ると春咲きが雄で秋咲きが雌とされているようです。
オフィシナラムは白と紫のシュッとした花で、確かに男性的。オータムナリスは紫色のふわっとした女性的な花が咲きます。
栽培はオーナムナリスのほうが簡単です。
本当は、秋に播種したほうがよく、気温が下がると発芽しますが、室内栽培を前提にこれから栽培を始めてみましょう。
種はクリームケースに入れて送っていますので、届いたら包まれている薬包紙から取り出し、水道水を満タンに入れて少しシェイクし(表面についている空気を取って沈めるため)冷蔵庫の野菜室かドアポケットに入れてください。

発芽したものの販売も予定しているので、クリームケースにはたくさん入っていますが、みなさまへは1セットに3粒入っています。
2週間以上が経過したら、付属の土ポット(ジフィーセブン)にセットします。
保湿用のタッパなどを用意してください。それに土ポットを入れ、上から水をかけて膨らませます。十分に膨らんだら真ん中をほぐして種を全部播きます。
水が枯れないようにするために、フタをするかラップをかけておいてください。
直射日光の当たらない明るい場所に置いてください。


写真のジフィーセブンの真ん中が凹んでいますが、ここをほぐして、種を埋め込みます。3粒あるので、穴を拡げて3粒の間隔を開けてください。