Old Style Lenormand Fortune-Telling Cards

作者:Alexander Ray(アレクサンダー・レイ)

サイズ:9.5cm × 6.3cm(3.74インチ × 2.48インチ)

内容:通常36枚のルノルマンカード+場合によっては追加カード(37〜38枚目など)

このルノルマンデッキには 「MAN(28番)」と「WOMAN(29番)」 が2枚づつ入っています。

これについて解説しておきます。それ以外はルノルマンカードの使い方と同じです。



まず、王冠の有無という違いがとても象徴的な意味を持っています。それぞれの人物は片方に王冠のマークが入っています。つまりこのデッキにはMANとWOMANが2枚づつあり、片方に王冠が付いているのです。

王冠がついているバージョンの意味

王冠は伝統的に次のようなものを象徴します:

・ 権威や主導権
・ 高貴さ、支配力
・ 社会的地位や影響力
・ 公的な立場や責任を持った人物

したがって、王冠がある人物は、より「主導的」「支配的」「公的」な役割を持っている可能性を示します。

MANの場合は、リーダータイプの男性、父親、上司、支配的な恋人

WOMANの場合は、母性的存在、女帝的な人物、職場の上司、パートナーに影響力を持つ人

王冠がないバージョンの意味


王冠がない人物は、次のような特徴を象徴しやすくなります:

・ より「個人的」「感情的」「受動的」な存在
・ パートナーに対して従属的だったり、等しい関係性
・ 社会的な地位よりも内面性が重視される人物


スプレッド例

パートナーシップ分析(4枚使用)

まず、象徴カードである4枚をデッキから抜いてください。

位置と意味は以下のようになります。

🔮 展開と読み方

左側:本人(王冠なし or あり)    右側:相手(王冠なし or あり)

[1] 本人     [2] 本人の気持ち

[3] 相手     [4] 相手の気持ち


自分に合う方(王冠アリかナシか)のMANまたはWOMANを本人として選びます。

相手に合う方(王冠アリかナシか)のカードを「相手」に。

残りの2枚は、その下に引いて気持ちや本音を見る。

ポイント
王冠があるかないかによって、「主導権を握っているのは誰か?」「精神的・社会的にどういう関係か?」がわかります。

王冠なしが象徴するのは・・・
等身大の人物像、感情・内面・個人的なつながりなので、「パートナーシップとしての相手」「恋愛における自分」を表します。つまり、恋愛のような感情が主軸のテーマでは、王冠なしのカードの方が“素の自分と相手”を表現しやすいです。

一方、王冠ありは・・・
支配力、社会的立場、責任、主導権、親・上司・権威ある人物など、「力関係」がテーマになるとき(例:不倫、上下関係、依存など)。

恋愛の中でも、「彼が支配的すぎてつらい」「私が主導権を握ってしまっている」「親の反対がある関係」といった恋愛+力関係や役割のズレが出てくるときには、王冠ありの人物カードを使うと、リーディングに深みが出ます。

グランタブローでは・・・

グランタブローについては、別のページで詳しく展開していきますが、基本的に質問をして回答を得るという占いではなく、カードを全部使って現状を読み解くものです。ただし、現状の自分と関わりのある相手について、それぞれ王冠アリかナシかを決めて選ばなかったカードを抜いた36枚で行ってください。

今の自分の生活が何を中心に回っているか、今の自分にとって何が重要か。そんなところから選んでみてください。

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