セージブラックソルト

厳選された食用のブラックソルト(50g)。

パキスタン産のヒマラヤ岩塩です。

まだラベルの印刷が上がってこないのですがこんな感じ。

栄養成分(100gあたり)

熱量・・・・・・1kcal
タンパク質・・・0.1g
脂質・・・・・・0.1g
炭水化物・・・・0 g
食塩相当量・・・93.98g
カルシウム・・・102mg
カリウム・・・・555mg
マグネシウム・・30.8mg
亜鉛・・・・・・0.76g
鉄・・・・・・・60.6mg
マンガン・・・・1.35mg
硫黄・・・・・・0.74mg

ブラックソルトと呼ばれるものには炭を混ぜているものもありますが、これはカラ・ナマク(Kala Namak)とも呼ばれる、パキスタン産のブラックソルトです。わずかに含まれる硫黄と鉄(硫化鉄になっている)によって黒色に発色しています。

硫黄が体に悪いんじゃないの?って思われるかもしれません。確かに硫黄の化合物である硫化水素は猛毒です。しかしカラ・ナマクに含まれる硫黄は、温泉の香りと同じような成分で、ごく微量しか含まれておらず、食用としてちゃんと安全が確認されているものだけが売られています。むしろ、昔から胃腸の調子を整えるとか、デトックス効果があると言われており、伝統医学(アーユルヴェーダ)でも使われてきた安全な塩です。

このブラックソルトにドライセージを混ぜています。ブラックソルトも粗目の岩塩でセージもざっくりな刻みです。均一に混ざってはいないので、ミルや乳鉢で細かくしても使いやすいと思います。

浄化の目的でお風呂に入れるのもアリ。

料理にもばっちりで、ブラックソルトの卵っぽい香りと、セージの香がとても素晴らしくマッチしています。


肉にすり込んで使うのは一般的だと思うので、面白いレシピを紹介します。

🌿ブラックソルト×セージのレシピ5選

① セージブラックソルトの「半熟スクランブルエッグ」

材料(1人分)

  • 卵:2個
  • 牛乳:大さじ1
  • バター:5g
  • セージブラックソルト:少々(好みで)・・・細かくしたほうがよい
  • 黒こしょう:少々

作り方

  1. ボウルに卵を割り、牛乳と混ぜる。
  2. フライパンにバターを溶かし、卵液を流し込む。
  3. 菜箸でゆっくり混ぜて、半熟になったら火を止める。
  4. ブラックソルト&セージで味付け。仕上げに黒こしょう。

卵の香ばしさと硫黄系の香りが不思議にマッチ!


② セージブラックソルトの「じゃがいもロースト」

材料(2人分)

  • じゃがいも:2個(小さめ)
  • オリーブオイル:大さじ1
  • セージブラックソルト:各少々(細かくしたほうがいいです)
  • にんにく(スライス):1片
  • ローズマリー(あれば):少々

作り方

  1. じゃがいもを一口大に切り、電子レンジで柔らかくする(600Wで約4分)。
  2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて加熱。
  3. じゃがいもを入れ、表面に焼き色がつくまで炒める。
  4. 最後にセージブラックソルトをふりかける。

香りの層がリッチで、お酒にもパンにも合う!


③ セージブラックソルトの「きのこマリネ」

材料(2〜3人分)

  • お好みのきのこ(しめじ、エリンギ、舞茸など):200g
  • オリーブオイル:大さじ1
  • ブラックソルト:小さじ1/3〜1/2(細かくしたほうがいいです)
  • ドライセージ:ひとつまみ
  • レモン汁:小さじ1
  • 黒こしょう:少々

作り方

  1. きのこを食べやすくほぐし、フライパンでオイルと炒める。
  2. 火が通ったらブラックソルト、セージ、レモン汁で味付け。
  3. 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてマリネに。

あっさり&香り高く、前菜にも副菜にもぴったり!


④セージブラックソルトの冷製トマトスープ(魔法の赤いスープ)

AIが画像生成してるので、ちょっと岩塩大きすぎ(笑)

材料(2人分)

  • 完熟トマト:2個
  • 玉ねぎ:1/4個(すりおろし)
  • オリーブオイル:小さじ④
  • ブラックソルト&セージ:少々
  • お好みでタバスコやレモン汁

作り方

  1. トマトを湯むきしてミキサーで撹拌。
  2. 玉ねぎ・オイル・調味料を加え、冷やして完成。

🍅ちょっとしたカクテルスープ感覚。


⑤セージソルトのサーモンソテー(メインディッシュに)

材料(2人分)

  • 生サーモン切り身:2切れ
  • ブラックソルト:少々
  • セージ:適量(フレッシュでもドライでもOK)
  • 白ワイン:大さじ1
  • オリーブオイル or バター:適量

作り方

  1. サーモンにブラックソルトをふる。
  2. フライパンでソテーし、白ワインをふって蒸し焼き。
  3. 仕上げにセージを散らして香りづけ。

🐟旨味とハーブの魔法が合わさった、ワインが欲しくなる一皿!

魔法部的お香調合の話

お香は、子供時代に一家で裏にあったお線香の工場の内職をしていたことがきっかけで、生活の中にずっとあって・・・大学時代の源氏物語から本格的に興味を持ち、やがて、独り暮らしを始めた時に、その家特有の匂いを玄関に充満させないようにしたいと始めたものです。

線香や練り香、フランス製の紙香などを玄関で燃やしていましたが、焦げた香と煙が強すぎるのがだめで、すぐに消してしまっていました。

それで、火をつけないお香というものにいきつきました。

『Green Witch』の本はもともと持っていたのですが、昨年、特別な絵本が出版されました。

それで、お香の調合ワークショップをやろうと思ったのです。最初は源氏物語寄りの日本のお香としてやっていく予定でしたが、時々、魔女レシピも入れていこうかなと思っています。

魔女レシピの時には、白檀はサンダルウッドに、乳香はフランキンセンスに、安息香はベンゾインって呼びますが、キットとしては同じ香材を使います。

魔法使い的お香レシピ01

きらら舎ではお香の調合のワークショップをやっています。

キットには以下のものが入っています。

【キット(基本セット)】箱入り


・インド産 老山白檀(壜入り)
・安息香(壜入り)
・かっ香(壜入り)
・零陵香(壜入り)
・桂皮(壜入り)
・丁子(壜入り)
・龍涎香(ビニール袋入線香)

・香りのレシピ用紙
・乳鉢と乳棒
・混ぜる器
・実験用スプーン
・文香用の袋5枚
・綿
・紙(最後にまとめて袋に入れるためのモノ)

これを魔法使い風に英名にしてみると・・・・・


老山白檀(ろうざんびゃくだん)
 → サンダルウッド(Sandalwood)

安息香(あんそくこう)
 → ベンゾイン(Benzoin)

かっ香(かっこう)
 → パチョリ(Patchouli)

零陵香(れいりょうこう)
 → スパイクナード(Spikenard)

桂皮(けいひ)
 → シナモン(Cinnamon)

丁子(ちょうじ)
 → クローブ(Clove)

龍涎香(りゅうぜんこう)
 → アンバーグリス(Ambergris)

になります!魔法部では英名(カタカナ表記)で進めます。とりあえず雰囲気重視なので。

春の甘いレシピ

  • サンダルウッド 10
  • ベンゾイン 5
  • シナモン 少々※
  • バニラ 少々※

  • ガランガル(山奈)お好みで※

4月に通販でキットをご購入いただいた方にも、バニラとカランガルを少々おまけで入れています。魔法部での調合も基本的には同様です。

最初に香を聞いて、メモにどういう香なのかを自分なりにメモしておき、調合していきます。

今回、ベースはサンダルウッド。これにベインゾンを入れます。

サンダルウッドは香水のベースノートにも使われています。甘くてまろやか、ウッディで落ち着いた香りです。ベンゾインはバニラのような甘さと樹脂の深みがあり、これも香水のベースノートに使われます。和名の「安息」は「安心する」という意味のほか、実際に咳止めにも使われます。

シナモンとバニラ(粉末)を入れるとさらに甘くなることは想像できると思います。

シナモンは好き嫌いがあるかと思うので、調整してください。各自の好みで調整してねというのが※マークです。

バニラの粉末は、バニラエッセンスやバニラビーンズよりも若干チョコレートのような香りも混じっています。

ガランガルはショウガ科の植物で、スパイシーかつ清涼感のある香り。東南アジア料理では香辛料としても使われます。ほんの少し加えると、甘さの中に何か芯が通るようなイメージになります。今回のレシピでは基本は入れませんが、甘すぎる!という場合は入れてみてください。

マンドレイク/Mandragora

きらら舎『魔女の薬草園/マンドレイク』から、少しリライトしての移植です。


魔法使いの錬金術レシピ』に魔女の薬草図鑑を掲載しました。

その中からまずは魔女の毒草として有名な「マンドレイク(英名)」、別名「マントラゴラ(学名)」の種を魔法部にて販売します。

キュー植物園系のデータベース 「Plants of the World Online」 には以下の4種が確認できます。

Mandragora autumnalis Bertol
Mandragora caulescens C.B.Clarke
Mandragora officinarum L.
Mandragora turcomanica Mizgir.

薬用とされているのは上から3つです。

今回販売するのはマントラゴラ・オータムナリスです。

マントラゴラには春咲き(花が春に咲く)と秋咲(花が秋に咲く)があり、オフィシナラムは春咲き。オータムナリスは秋咲き。

伝説を見ると春咲きが雄で秋咲きが雌とされているようです。

オフィシナラムは白と紫のシュッとした花で、確かに男性的。オータムナリスは紫色のふわっとした女性的な花が咲きます。

栽培はオーナムナリスのほうが簡単です。


本当は、秋に播種したほうがよく、気温が下がると発芽しますが、室内栽培を前提にこれから栽培を始めてみましょう。

種はクリームケースに入れて送っていますので、届いたら包まれている薬包紙から取り出し、水道水を満タンに入れて少しシェイクし(表面についている空気を取って沈めるため)冷蔵庫の野菜室かドアポケットに入れてください。

発芽したものの販売も予定しているので、クリームケースにはたくさん入っていますが、みなさまへは1セットに3粒入っています。

2週間以上が経過したら、付属の土ポット(ジフィーセブン)にセットします。

保湿用のタッパなどを用意してください。それに土ポットを入れ、上から水をかけて膨らませます。十分に膨らんだら真ん中をほぐして種を全部播きます。

水が枯れないようにするために、フタをするかラップをかけておいてください。

直射日光の当たらない明るい場所に置いてください。

写真のジフィーセブンの真ん中が凹んでいますが、ここをほぐして、種を埋め込みます。3粒あるので、穴を拡げて3粒の間隔を開けてください。

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