季節と運のめぐり手帖の会にお申込みいただくと、一番最初に、毎月のサブスクの他に、
- 四柱推命の命式
- ネイタルチャート
- アスペクト表
- 天体位置詳細
- ハウスのカスプ
- Googleカレンダー用運気カレンダー
- Googleカレンダー用開運運勢カレンダー
・・・も、お届けします。
ホロスコープ類はすべて詳しい解説付きですが、鑑定師活動開始前(7/15前)までに命式等を請求された場合は無料ですが、ホロスコープの詳しい解説はつけていないので、今回はこの中の「アスペクト表」の読み方の説明をまとめます。

アスペクト表って何?
ホロスコープにある天体どうしが、どんな角度で影響し合ってるかを一覧にした表です。
ホロスコープには、太陽・月・水星・金星などといった天体たち(惑星)がたくさん登場します。それぞれが360度の円の中で、「何度の位置にあるか」で配置されているのがチャート。
このとき・・・
「AとBの天体がちょうど90度離れてる」
「太陽と月がぴったり0度で並んでる」
「火星と木星が120度の角度をとってる」
・・・など、こういった角度のことを「アスペクト」と呼びます。
それを「見える化」したのがアスペクト表です。

アスペクトのマーク一覧と意味
マーク | アスペクト名 | 角度 | 読み方 | 意味のざっくりイメージ |
---|---|---|---|---|
◎または「0」 | コンジャンクション(合) | 0度 | ごう | エネルギーが合わさる。強調・集中・一体感。良くも悪くも極端になる。 |
⚹ または「60」 | セクスタイル(六分) | 60度 | セクスタイル | 協力・調和・可能性の開花。努力すれば活かせる。チャンスの入口。 |
□ または「90」 | スクエア(四分) | 90度 | スクエア | 緊張・対立・努力が必要な関係。摩擦が成長を生む。 |
△ または「120」 | トライン(三分) | 120度 | トライン | 超スムーズで恵まれてる。才能・運・追い風。ただし甘えがちにも。 |
☍ または「180」 | オポジション(衝) | 180度 | オポジション | 向かい合う関係。引き合い・対立・バランス。相手や環境を映す鏡。 |
⚻ または「150」 | クインカンクス(不調和) | 150度 | クインカンクス | 微妙なズレ・予期せぬ調整が必要。違和感、じわじわストレス。 |
お渡しする画像は少し小さめなので、エクセル表でもお渡しします。
その場合、表内のマークはなく、マークの上段と下段の数字だけ記載しています。
たとえば、上の表の太陽と水星が交わる部分は「00S43」、太陽と火星が交わる部分は「1203S34」などです。
アスペクトを見ることで
- その人の性格的な強み・葛藤・バランス感覚
- 人間関係の傾向(内面と外のズレとか)
- 得意なことや苦手なこと
- 運命的なパターンや伸ばせる才能
などが、一気に読み取れるのです。
読み解き例
上の表で 太陽 × 水星:0S43とあります。
アスペクトはコンジャンクション(0度)で、
オーブ 0度43分、
状態は S = Separating(セパレーティング)なので離れ始めてる
・・・と読めます。最初は2つの星が持つ意味や性質と角度だけで読めばOKです。
オーブが0S43ということは、誤差43分で、かなりピッタリ。影響力は超強い!
思考(水星)と自己(太陽)がピタッと重なってる状態といえます。
つまり、
・頭の回転が速い!
・自分の考えを言葉にするのが得意!
・好奇心旺盛で学ぶことに前向き!
・自己表現と情報発信がリンクしてる人!
ただし「S(セパレーティング)」なので、ぴったりのピークはちょっと前に過ぎたという状態。・・・とはいえ、オーブが1度以内ならまだ実質ほぼ合と考えてOK!
性質の読み解きには練習は必要です。
今回の例だけ。詳しく書いておきますね。
実生活への影響(性格)
太陽 × 水星 の合を持つ人は
ポジティブ面 | チャレンジ面 |
---|---|
頭のキレがいい | 考えすぎる傾向もある |
自分の意見を表現できる | 主張が強くなりがち |
コミュ力・文章力あり | 話しすぎて誤解されることも |
情報収集・発信が得意 | 客観性が必要なときに主観が先に立つ |
こんな感じ。
組み合わせはいろいろあるけれど、とりあえず太陽と月は、いわばホロスコープの「魂と心臓」みたいな存在なので、それと他の惑星との位置を読むだけで大丈夫です。
太陽 は、自我・人生の目的・意識 。「わたしはこうありたい!」という外向きのエネルギー。人生の主軸。
月 は、感情・無意識・癒し 「わたしが安心できるのはここ」という内向きの欲求。子どものような本音。
毎月の「無料プチ講座」では少しづつホロスコープの読み解きも説明していきますね。
サブスクを継続している方でサンプルにしてOKの方のものを詳しく読み解きながら解説していく予定です。
無料プチ講座のスケジュールと内容は以下でご確認ください。テキストもそこからダウンロードできます。
わかりやすいように「無料プチ講座」としていますが、もともとサロンとして開催していました。今後も講座色は強くなりますが、ご相談を聞いたり、余談多めで開催していきますので、お飲み物と命式、ホロスコープ、メモなどを準備してご参加ください。