ルーン Runes

ルーンについては『魔法使いの錬金術レシピ』の P.42 をご覧ください。
Kindle版は  >>こちら

ルーン文字(Runes)は、主にゲルマン語を表記するために使われた古代の文字体系です。古代北欧やアングロサクソン、ゲルマン民族の間で使われました。
文字自体に神秘的な力が宿っていると信じられ、魔術・予言・刻印など様々な目的で用いられていました。


最古のルーン文字は2〜3世紀頃の遺物に見られます。

ローマ字やエトルリア文字の影響を受けて発展したと考えられています。

ルーンアルファベット(フサルク / Futhark)

最もよく知られているルーン文字には以下のバリエーションがあります。

  1. エルダーフサルク(Elder Futhark)
    24文字

2〜8世紀にかけて使用
最古で最も神秘的とされる

  1. ユングヤー・フサルク(Younger Futhark)
    16文字に簡略化
    主に北欧バイキング時代(8〜11世紀)に使用
  1. アングロサクソン・フサルク(Anglo-Saxon Futhorc)
    33文字ほどに拡張
    イギリスで発展

ルーンの占い
ルーン占いでは、ルーン文字が刻まれた石(または木)を使ってメッセージや未来を読み解きます。一般的には、以下の3つの方法があります。

  • ルーンストーンを袋に入れて1つ引く(ワンオラクル)
  • 3つの石を引いて「過去・現在・未来」を読み取る
  • 5つ、9つなど多くの石を並べるスプレッド形式

本来は石や木を袋に入れて、そこから取り出すのですが、今回はルーンカードを入荷しましたので、まずはそれでやってみます。

  1. ワンオラクル(1枚引き)
    シンプルに1つの質問に対して1枚引く方法

    やり方:質問を明確に心の中で思い浮かべる

目を閉じてルーンを1つ引く

その意味を読む(正位置と逆位置で意味が変わります)

例:「今日一日のアドバイスをください」→ ウルズ(力) →「行動力が必要な日」

  1. スリーオラクル(3枚引き)
    「過去・現在・未来」や「問題・助言・結果」などを見る定番の方法。

    やり方:質問を明確にして、3つのルーンを引く

左から順に配置し、意味を読む

例:
1枚目:過去(原因や背景)

2枚目:現在(今の状況)

3枚目:未来(これからどうなるか)

『魔法使いの錬金術レシピ』では別のやり方を書いてあります(右から並べるもの)。

  1. ファイブ・ルーン・スプレッド(五芒星)
    より複雑な問題や深掘りに。

    やり方:5枚のルーンを並べる(十字や星形でもOK)


意味の読み方:
【1】現在の状況
【2】障害や課題
【3】支援・助け
【4】アドバイス
【5】最終結果/全体の流れ

『魔法使いの錬金術レシピ』にはルーンクロスのやり方も書いてあるのでご覧ください。


占いのコツ

  • 心を静めて、集中することが大切
  • 質問はできるだけ明確にする
  • ルーンは「YES/NO」をはっきり示すより、“流れ”や“本質”を教えてくれる占い。


実は、ルーン占いは自由でよいと考えています。その並べ方に意味があるというものはあまりないので、独自のものを編み出すのもいいんじゃないかと・・・。

わたしが20代にやっていたものは、タロットの並べ方を応用して、

【1】現在・・・真ん中に置く
【2】過去・・・その左に置く(現在の状況を生み出す原因)
【3】願い・・・現在の上に置く
【4】障害・・・現在の下に置く
【5】未来・・・現在の右に置く

このほか、【6】アドバイス・助けになる鍵 を追加でもらう

タロットでも基本のタロットデッキで占って、オラクルカードで助言などを足すことがありますが、そんな感じ。

ルーンもやってみたい!という方に、ルーンカードを仕入れました。

近日中にちゃんと撮影してオンラインショップに並べます。

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